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分類

アクションフィギュア

分類

旧来の人形玩具では、あくまでも成形の都合上のパーツ分割部分のみで可動可能な仕様が普通でしたが、1964年のG.I.ジョーの誕生以降、人間に準じたより多くの関節をプレイバリューとして積極的に人形に再現する仕様が、主に男児玩具において定着しました。
この経過で、G.I.ジョーのスタッフによって考案されたアクションフィギュアの呼称も一般化することになります。
日本では、特に関節の自由度を強調したい製品の場合に、フルアクションフィギュアと呼称することもあります。


メタルフィギュア

金属製のフィギュアで、材質はピューター、ホワイトメタルなど加工しやすい柔らかな合金が用いられます。
ミニチュアゲームの駒として古くから使われ、現代ではTRPGのプレイにも用いられています。 ミリタリーモデルのジオラマ用、単体のヴィネット用も多いです。欧米では広く普及していて、古い歴史と膨大な種類があります。
メタルキャストによる複製が容易なので、ガレージキットの黎明期にはホワイトメタル製キットが一般的でした。

ソフトビニール人形

ポリ塩化ビニルを型抜きして中空成型したパーツを組み立ててある完成品のフィギュア。 軟質素材なのでソフトビニール、ソフビと呼ばれます。
児童向けの玩具で古くから存在していましたが、マルサン商店がゴジラやウルトラQの怪獣を商品化し大ヒットした事から、大々的にキャラクター物のソフトビニール人形が作られるようになります。
組み合わせた部分は「間着」と呼ばれそこで可動する為、アクションフィギュア程ではないがそこそこ可動する上に、丈夫で水遊びにも使える為、児童のおもちゃに適しています。
成型の都合上細いパーツの再現が難しいですが、バンダイのウルトラ怪獣シリーズやソフビ魂、ハピネットの動物大百科など、金型成型したポリ塩化ビニル素材を併用し、シャープでリアルなソフトビニール人形も多くなっています。

ドール

主にヨーロッパにおける愛玩用もしくは玩具としての人形がドールと呼称されます。
ドールハウスなど実際に人形が存在しなくてもドールという呼称が使用される場合もある通り、日本においても古くから存在し一般的です。
近年、高年齢層のフィギュアユーザーの急激な増加にともない、従来のような男子玩具・女子玩具の区別による対象ユーザーの区分けが実態にそぐわなくなった結果、現在発売されている玩具において、新たな区分けのための使用されるようになりました。
具体的には、玩具業界においてアクションフィギュアと区別するための呼称としてのドールであって、日本では、主に植毛されている・可動部分を持つ・衣装の着せ替えを行なえるといった特徴を持つ、スーパードルフィーをはじめとするフィギュアや人形の総称としてドールが使用されます。

自販機フィギュア

模型屋や駄菓子屋の店頭に設置された自動販売機(通称:ガチャガチャ、ガチャポンなど)で販売されるフィギュア。カプセルに封入され単体で販売されています。
以前は素材も消しゴムと称された単色のゴム製の怪獣消しゴム、キン消し等が多く、大きくディフォルメされたものが多かったです。
現在では彩色済みで硬質の樹脂を用いた、コレクタブルなものになっています。
また販売先がコンビニエンスストアに移行しつつあるので、自販機ではなく店頭売りされることも多くなっています。

食玩フィギュア

食品付き玩具の中でキャラクターフィギュアが付属しているものです。
海洋堂の食玩から始まったフィギュアブームにより、動物や家具、食器などのミニチュアや鉄道模型、 あるいは戦車や戦闘機などミリタリーモデルのカテゴリーに含まれるものまでも、一括してフィギュアと呼ばれるようになりますが、本来これらはフィギュアと呼ぶにはふさわしくありません。
また一部の食玩では背景や複数の登場人物を組み合わせた、ジオラマ風のものも登場しています。


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